2014年のワールドラテアートチャンピオンシップからトップ6のラテアート!
公開日:
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最終更新日:2014/09/01
コーヒー ワールドラテアートチャンピオンシップ

掲載の内容は記事公開時のものなので変更されている場合があります。お出かけやご利用の際には公式サイトで要確認です!
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2014年5月15日~18日にオーストラリアのメルボルンで開かれたワールドラテアートチヤンピオンシップ2014。
今年は32カ国からのバリスタが参加し、一番美しいラテアートを競う熱い戦いが繰り広げられました。このフリーポワとエッチングのみの技術で作られるラテアートはまさに芸術。
この中からファイナルに残るのは6人。
そして当然ながら栄えある栄光の優勝トロフィーを手にするのは1人。
日本からは猿田彦珈琲から高山久美さんが出場されましたが上位6位に入場は残念ながらできませんでした。
目次
ワールドラテアートチャンピオンシップとは?
世界大会では8分間の時間の中でデミタスカップ、カプチーノと大きさが異なる2種類のカップにデザイナードリンクと呼ばれているバリスタそれぞれのオリジナルの作品とあわせ、各2杯ずつ計6杯のラテアートを作り、その芸術性・再現性・複雑の外観と、サービス、衛生管理といったプロとしての心構えがを競う大会です。
ポイントとしては2杯同じデザインのラテアートを作り左右対称であることも大切です。
作られるラテアートだけでなく、提供されるまでのバリスタとしてのサービスまでも審査範囲にはいってるので8分間の競技時間中は気を抜くことはできません。
日本人で優勝した人はいるの?
このフリーポワのラテアートの世界大会で優勝したことがある日本人は「フリーポア ラテアート ワールドチャンピオン 2008・シアトル」で澤田洋史さんがアジア人としては初となる優勝。その時のラテアートは当時としては初の「トリプルリーフ」のラテアートを披露。
澤田さんのラテアートは神業としても有名です。また2010年に東京にエスプレッソバー「ストリーマー・コーヒー・ カンパニー」をオープンさせています。またミリタリーラテと呼ばれる新しいラテアートの開発もされています。
また世界大会では4年前の「ワールドラテアートチヤンピオンシップ2010」にて当時クラブハリエに勤務されていた村山春奈さん(現:小川珈琲)が日本人初の優勝。村山さんのラテアートは花をテーマとしたつぼみやチューリップのアート。桜が印象的ですね。
⇒ワールドラテアートチヤンピオンシップ2010の動画はこちら
去年の「ワールドラテアートチヤンピオンシップ2013」では小川珈琲の吉川寿子さんが優勝されています。吉川さんも花をモチーフとした見事なバラをラテアートで再現されています。
⇒ワールドラテアートチヤンピオンシップ2013の動画はこちら
2014年の世界チャンピオンは?
今年のワールロラテアートチャンピオンシップ2014のチャンピオンはドイツのChristian Ullrich(クリスチャン ウルリッヒ)さん。
Photo by www.barista-ullrich.de
⇒Christian Ullrichさんがいれるラテアートの動画
6位 Ryan Tan (シンガポール)
Photo by sprudge.com
マキアートとフリーポワのデザインは「Reflections of a Tulip」と呼ばれるチューリップがベースとなっており、デザイナードリンクは「Tulip O’Clock」。ココアパウダーを使用しています。競技時間は7:59。
5位 Seivijus Matiejunas(アイルランド)
フリーポワに「Bell Flower」、マキアートにマルチアングルな「チューリップ」、デザイナードリンクに「The Pirate」描いています。競技時間は9:19と8分を超えたため-15ポイント。時間を越えてなかったら結果は変わっていましたね!
4位 Rie Moustakas (オーストラリア)
フリーポワに「Cupid’s Arrows」、デザイナードリンクに「Quetzal Bird」、マキアートに「ハートのリンク」。競技時間は8:05と少し超えたため-2ポイント。
3位 Edit Juhász (ハンガリー)
個人
マキアートに多方向なチューリップ、フリーポワに並べられたチューリップ、デザイナードリンクに花びらの開花。競技時間は8:04で少し超えたため-1ポイント。
2位 Chiara Bergonzi(イタリア)
個人
3回出場経験があり今回が初決勝。フリーポワは「Fancy」、マキアートは「Vortex」、デザイナーラテは「Metamorphosis」。いも虫がりんごを食べ、蝶に変る様を描いています。競技時間は8:55と1分近く超えたため-11ポイント。
1位 Christian Ullrich (ドイツ)
高いレベルのコントラストと一貫性を表現することができたUllrich氏が2014年の世界大会を制しました。マキアートは多方面からなるチューリップ、フリーポワはそのチューリップを展開し両サイドにもチューリップを描いたもの、デザイナードリンクは「The Turtle」お名づけかれ複雑かつ慎重に描かれています。競技時間は8:06。
無所属が上位3位を占め幕を閉じた今年のワールドラテアートチャンピオンシップ。会社に所属せずに個人でここまでの技術、また大会までの準備は相当なものだったと思います。
また来年もどんなバリスタが出てきてどんなアートがコーヒーで表現されるのか楽しみですね!
掲載の内容は記事公開時のものなので変更されている場合がありますので公式サイトで要確認です。
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